健康・体の話

スマホ型肩こり(頭の前方移動タイプ)の原因と予防法!

現在のスマホ普及率は非常に高く80%を超えていると言われています。
台数ベースでいえばその数値は170%近くになるそうです。

そんなスマホ社会の中では、当然スマホによる弊害も出ています。
この記事の題材である「スマホ型肩こり」もその一つですね!

ということで今回の記事では
「スマホ型の首こり肩こりの予防法」について紹介していきたいと思います。

スマホ型肩こりとは?

まずはスマホ型肩こりについて説明します。

以前の記事で紹介させていただいた内容のおさらいになりますが
肩こりには大きく分けて3つのタイプがあります。

  • 挙上型の肩こり(キーボードタイプ)
  • スマホ型(頭部前方移動タイプ)
  • 巻き肩タイプ(肩の前方移動タイプ)
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スマホ型の肩こりの原因は頭の位置が前方にズレることにより
首の後ろの筋肉や、肩甲骨の間の筋肉が緊張して発生します。

特にスマホを使用する姿勢で発生しやすいため
スマホ型の肩こりと呼んでいます。

スマホと頭部位置の関係

スマホを使うとなぜ頭の位置がズレてくるのかについて説明します。

人がスマホを使うとき、画面は基本的に目線の高さよりも下にあります。

そのため、座っている時でも、立っている時でも
スマホを見るときはほとんどの場合で、画面をのぞき込むような形になります。

これは重い腕を持ち上げてスマホを目の高さに持ってくるよりも
頭の位置をずらし目線を下げた方が、体にとって楽にスマホの画面を見られるからです。

しかし、この姿勢は実は体にとってかなり大きい負担となります。

実は、人間の頭というものはかなり重いんです。
一般的に、体重の約10%が頭の重さだと言われており
仮に体重が50kgの人なら、頭の重さは約5kgという事になります。

5kgといえば2Lのペットボトル2.5本分の重さであり
これが細い首の上に乗っているため、必死に肩首周りの筋肉は支えているわけです。

ただ支えるだけでも大変な力が必要になるのに
この重い頭が前方にズレると、とんでもない力がが必要になります。

例えば、水の入った500mlのペットボトルを指でつまんでみてください
次につまんだままキャプ側が真下になるように持ってください。

この時ボトルの位置が、指の真上にあれば何の問題もなく
そこまでおおきなちからじゃなくても支えることができます。

しかし、指でつまんだままペットボトルを傾けていくと、どうでしょうか?

指の中心とペットボトルの重心がズレると
500mlのペットを支えるだけでもすごい力が必要なことが想像できるかと思います。
実際の首にかかる頭の重さは500mlペットの約10倍にもなる

そして、さらにその姿勢のまま1時間以上スマホを見続ける。
想像するだけでも首の負担が大きいことが分かりますね!

この状態が続くと以前の記事で紹介した、体が気を使って「筋力を使わなくていいように筋肉を固める」ことになり
肩首ガチガチの肩こりが出来上がります。

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スマホ型肩こりの予防について

このタイプの肩こりを予防するには
とにかく頭の位置を体の軸の中心に持ってくることが大事になります。

一番良いのはスマホを見ないことですが
現代社会でなかなかそうはいきませんよね?

ではどうすれば良いかというと
なるべく頭の位置を中心からずらさない様に見る
平たく言うと「覗き込んで見ない」という事です!

スマホを見る位置をあげる

スマホを見る場合ほとんどの人がみぞおちの高さあたりでスマホを持ちます。
この位置だと目線は下がり、頭を倒して覗き込んでしまうため
頭の位置が前方にズレます。

そのためスマホを持つ位置を少しでも上げられれば
首周りの筋肉の負担は減ります。

まずはスマホを持っいる方の脇の下に
反対の手の手首を挟んでみましょう。

イメージとしては腕組みをするような姿勢ですね。
脇の下に腕を入れるとほんの少しですがスマホの位置が上がります。
本当に「ほんの少し」の差ですが、首にとってはかなりの負担軽減になるのです。


椅子に座ってスマホを見る時も同様で
脇の下に腕を突っ込むようにしましょう。

もしテーブルがある場合は、テーブルに肘をついてしまいましょう。
見た目は悪いですが肩首が固まってしまうよりはましです。
この際椅子と机が離れすぎると腰に負担がかかるので注意してください。

首への負担が一番少ない方法

スマホを見る時に一番首に優しい姿勢というのはどういうものでしょうか?

理想は目線と同じ高さに画面があることですが
その姿勢だと腕を持ち上げるために肩が凝ってしまいます。

腕を持ち上げずに目線の高さにスマホを持ってくる。

つまり「寝転んでスマホを見る!」ですね。

外から見てると本当にだらけた姿勢ですが
肩首にとっては一番優しい姿勢ということです。

布団の中でスマホを触ると長くなりますのでほどほどに!

最後に

何度も繰り返して言いますが一番良いのは

スマホを見ないことです。

基本的には、無意識でやっている事なので、完全に姿勢を直すことはでず
悪い姿勢に気付いた時にその都度直すしかありません。
 
ただ「この姿勢は良くないんだな」と知ることこそが解消の第一歩です!
今回の記事を読んでくれた方はもう一歩進みましたね!
 
 
どんなに気を付けてもスマホを見る時間が長い人はどうしても肩首が固まってしまいます。
一日のうちのスマホにかける時間も気にしていきましょう!