今回の記事ではミノウラ社製の固定式ローラー台
「LiveRide LR961」を紹介していきます!
今回は「固定ローラー本体」と「トレーナーマット4」をセットで購入しました。
この固定ローラーの特徴は
・13段階で調節できるマグネット式の負荷装置と
・簡単に自重式と固定式のモードを切り替えられる
というところですね。
もくじ
組み立て・設置
まずは箱から開封。
特に組み立てに工具は必要ありません。
というか組み立てる必要がありません。
開封時は抵抗用のフライホイールが内側にたたまれた状態なので
指を挟まないように手でグイッと持ち上げましょう。
私はこれが分からず少し焦りました。
使用法・ロードバイク設置
こちらが負荷調整用のコントローラー
本体負荷装置とワイヤーでつながっており
ハンドルに裏のクリップで取り付けて
グリグリ回して負荷の強さを調整します
自重モードと固定モードを切り替えるにはロックピンを動かします。
つまみを手前に引きながらスライドさせます。
支柱を手で少し支えておかないとピンが動きにくいです
つまみを内にスライドでロックピンが本体から抜け自重モードになります
バイクをつけずに自重モードにした時には支柱が倒れます
このモードだとバイクは負荷装置にただ乗っているだけの状態です
負荷Lowの状態でもギヤを上げて速度が上がれば、結構な負荷となります。
また固定されていないので、瞬間的に踏み込めばタイヤが滑ります。
自重モードでも多少の負荷はかけられそうですが
結局はタイヤが滑り出して実用的ではなさそうですね。
つまみを外にスライドでロックピンが本体に刺さり固定されます
このモードは車体がガッチリ固定され
しっかり踏んでも負荷装置からタイヤが浮くことはありません。
(停止状態から急激に踏み込むと多少滑ることもあります)
負荷装置の後ろにある白いノブを反時計回りに回していくことで
負荷装置が少しずつタイヤに押し付けられていきます。
3~4mmほどの深さでタイヤが押しつぶされている状態がちょうどよいとのこと
ローラーへのバイクの固定はカップリングボルトで
クイックレリーズをクランプで挟み込んで固定します。
固定はワンタッチですが、使う前はバイクに合わせて
カップリングボルトの出代を調整する必要があります。
ちなみにですがセットで初めからついているカップリングボルトは
125~140mmのクイックレリーズ用ですので、
ハブナットタイプの自転車やピストには使用できません。
上記のバイクで使用する場合は
別売りのナット式ハブ用左側カップリング(UF-8L)が必要になります。
これは元々ついているボルトより約20mm長く
またクイックのレバーが収まる切り込みが入っていません。
セットにはローラー専用のクイックレリーズがついてきます。
面倒くさいので私は自分のクイックをそのまま使おうと思っていましたが(説明書にNGと書いてます)
挟み込むボルトに山型のクイックがすっぽりと収まる必要があり
どうやら一般的なクイックはそもそも使えないようです。
これでLiveRide LR961 の使用方法はおしまいです。
使用した感想
使用感については、かなり主観が入ったものになりますが
・大きさ
収納時は51cm×48cmの正方形に近い
組立時の高さ43cm
たためばコンパクト、立てかけれるかも
車での持ち運びは簡単そう。
・重さ
12.3 kg 運ぶのがしんどいほどの重さではないが
支柱を立てたままだと持ちにくさでさらに重く感じる。
・バイクの固定しやすさ
カップリングの出代調整面倒だが、バイクが変わらなければ
次からはほぼ触らなくて良さそう。クイックの交換が一番面倒くさい
ちなみに専用クイックレリーズはそのまま屋外で走行できますとのこと。
・自重-固定切り替え
ほんとにワンタッチ
・音
ブウォォォーンと唸るような音、スピード上がると大きくなるが
1階設置で2階にはうっすら聞こえる程度(鉄筋コンクリート造)
ローラー用タイヤを使用すればかなり静かになるらしい
・振動
マット敷いてれば特に問題なし、安いヨガマットとかでも良さそう
・安定度
固定モードなら全力でふんでも不安定感は全く無し
バイクを振るのは良くないかも
・負荷
負荷の目安はミノウラホームページで確認できます。
→ ミノウラHPのLR960負荷データ
負荷はワイヤー付きのコントローラーで
13段階に調節できます。
一番弱いL負荷で40km/hの時の負荷換算が209w
一番強いH負荷で40km/hの時の負荷換算が829w
ちなみに表にある最高は
H負荷で60km/hの時の負荷換算が1421w
MAX負荷は自分ではとてもじゃないけどかけられません
今回はLR961を購入しましたが
自宅でトレーニングする分には
グレードが一つ下のLR541で十分かと思いますので
購入前にそちらも検討に入れてください。
今回紹介したLR961
一つ下のグレードのLR541
かけれる負荷が7段階、MAXの負荷も下がります
→ ミノウラHPのLR540負荷データ
お値段がだいたい1万円くらい安い感じです。
最後にセットで購入したトレーナーマット4の画像をいれときます
厚みは測りにくいですが5~6mmぐらいでしょうか
1735mm×850mm 触り心地は柔らかくヨガマットといった感じです。
というかほぼヨガマットです。
でもかなり耐久力高く作られているようで
マットの上でマシンをおいてバイクを回してみると
かなりの重さがかかりマットが凹みますが
1時間くらい回した後でも
マシンを下ろしてしばらくほっとけば
いつの間にか元通りに凹みがなくなっています。
専用品だけあってやはり良い物なんだと思います。
がっ
まぁヨガマットでもいいんじゃないかなぁ。