スポーツ

経口補水液を自作する時は、比重の違いに注意しよう!

ここ数年間は最高気温が毎年のように自己ベストを更新して
夏の暑さがどんどんひどくなっている気がします。

暑い中でお仕事をしている方やスポーツをしている部活生には
しっかりとした水分補給が必要です。

一昔前までは「水を飲むのは甘え」などという
とんでもない理論がまかり通っていましたが、最近ではさすがにそれはないですよね。
体を動かす時の水分補給が大事なことは、しっかりと浸透していると思います。

ではここで質問です。
皆さんは水分補給をする際どんなものを飲んでいますか?
ただひたすら水を飲んでいる、ということはありませんか?

水分補給に適した飲み物は塩分やミネラルが入ったような経口補水液です。
市販のものですと、OS1やポカリ、アクエリなどが有名ですね。
でもその辺の商品を毎回購入していると高くついてしまいます。

ネットで探せば経口補水液のレシピはいくらでも出てきますので
簡単に自作することができますが、実は注意点について書かれたレシピはあまりありません。
でも実際に作って飲む場合にいくつか気を付けて欲しい点があるのです!

という事で今回の記事では、
「経口補水液の自作方法とその注意点」について紹介したいと思います。

自作経口補水液の材料

今回は1L の経口補水液を作るための材料です。

   水  1L
  砂糖  30g
   塩  3g
クエン酸 1.5g

各材料のバランスは飲みやすさなどのありますので
好みで微調整してください。

塩はミネラルが入った粗塩などの方がいいとは言われますが、
水の量に対して塩が入る量は少ないので
正直誤差だとは思います。精製塩でも特に問題はないでしょう。

クエン酸は皆さんが想像しているよりもかなり酸っぱいです。
入れすぎると本当に飲めたもんじゃないので注意しましょう。

クエン酸は薬局などで購入できますが、掃除用のクエン酸と間違えないように注意してください。

作り方

作り方としては本当にただ混ぜるだけです。

細かい点でいえば、氷水だと粉が溶けにくいので
粉が溶けて混ざりきってから最後に氷を入れると良いでしょう。

初めは少ない量の水(半分程度)で粉を溶かします。
その後に水を追加して混ぜていきましょう。
とにかく溶け残りが無いように注意です。

混ぜる用のボトルが無ければ、飲むボトルに粉をそのまま突っ込んでも、何とかなるでしょう。

自作時の注意点

ここからは経口補水液自作時の注意点です。
細かい点かもしれませんが意外と見落とされやすいところもあります。
是非参考にして下さい!

作った日に消費する

自作した経口補水液は必ずその日のうちに飲み干してください。
大量に作って置いておきたい気持ちになりますが
スポーツの現場などでは、継続的に冷やせない環境も多くあります。

もったいないかもしれませんが、安全・安心のためですので
飲み切れなかった物は廃棄して、翌日以降に持ち越さないようお願いします。

比重の違いに気を付ける

作るときに注意して欲しい事として
塩・砂糖・クエン酸の比重の違いがあります。

これにより同じ計量スプーンで測ったとしても
同じ重さにはなりません。

概要欄に参考のリンクを貼っておきますね!

共立食品株式会社:重量表
https://www.kyoritsu-foods.co.jp/list/

クラブ活動などで大量の経口補水液を作る場合などに勘違いが起きやすいです。
例えば3L作るとすると砂糖90gの塩9g

砂糖90gで大さじ約10杯ということは、塩9gだから大さじ1杯だな!」

と勘違いすると、とんでもないことになります。

塩の大さじ1杯は9gではなく約18gです。

クエン酸について

クエン酸は人によってお腹に合わないことがあります。
私の場合クエン酸を飲むと、しばらくの間お腹が緩くなります。

試してみないと体がどういう反応するか個人差により分からないので
大事な大会を間近に控えている選手などは、大会が終わってから自作の補水液を試してみて下さい。
ぶっつけ本番にならないようにお願いします!

またクエン酸に効果があるかどうかの話ですが、論文によって意見が分かれており
効果が無いというものもあれば、効果があるとしている論文もあります。

材料の優先順としては 塩>砂糖>クエン酸 なので、クエン酸は必ずしも入れなくても構いませんし
クエン酸の代わりにレモン汁などを入れてもよいでしょう。



現場での使い方

実際の使い方としては、理想的には
ボトルの一部を経口補水液に変えるのが一番望ましいです。

先ほども書いたように体に合わない選手もいますので
本人が選択できる状態が一番理想です。

つまりボトルが4本あれば1本だけ補水液で残りは水と言った感じです。

正直おいしい飲み物ではないので、あまり飲みたくなという選手も多いかと思います。
しかし、暑い時期の水分補給は非常に重要です!

マネージャーの方や指導者の皆さんは、選手たちに積極的に飲むよう、
指導していただければなと思いますよろしくお願いします。

注意点としては以上です。

最後に

今回は経口補水液の自作方法と注意点を紹介いたしました。

そして最後にもう一つ覚えておいて欲しいことがあります。

「水分補給はのどが渇いてからでは遅い」

体から水分が抜けて、喉が渇くまでに少し時間差があります。
そのため非常に暑い時期では、のどが渇いてくる頃には
体からかなりの水分が抜けていることでしょう。

真夏の間だけでもいいので、のどの渇きに関係なく
定期的に水分摂取をすることを意識しましょう!

今日の記事は以上で終わりです。最後までお読みいただきありがとうございました!