サイクルショップなどにあるロードバイクスタンド
手軽にバイクを書けることができるので便利です。
あのバイクスタンド、意外と簡単に作れることをご存知ですか?
今回の記事ではロードバイクスタンドを
DIYで作成する方法を紹介します!
もくじ
材料と使用工具
- 木材2×4材(ツーバイフォー)足4本 天板1本
- 木材保護塗料
- 脚材保護用L時金具
- コーススレッド3.8×38(木材固定用ネジ)
- ソーホースブラケット
材料費の合計は5,000円もいりません。
DIYなら激安ですね!
塗装や足材保護用の金具を使用しない場合は
さらに安く作れます!
- ノコギリ
- メジャー
- 電動ドライバー(手動でもOK)
- プラスチックハンマー
天板は設置スペースに合わせて長さを調節します。
今回は2mで作成しました。でかいです。
木材を保護するための表面用塗装塗料です。
正直なくても作れます。
でも雨に濡れるところや、直射日光を浴びる場合は
保護塗料は塗っておいたほうがいいでしょう!
今回はクリアカラーを選びました。
刷毛も一緒に購入しましたが
これはもう100均でも十分です。
脚材を保護するためのL字金具です。
これをつけていない状態で、スタンドを動かすと足材がゴリゴリ削れます。
まぁこれも無くてもスタンドは作れます。
コーススレッドです。
金具やブラケット固定に使用します。
今回の主役という感じです
足材を差し込んで天板噛み込ませるように固定します。
ホームセンターに行けば売ってると思いますが
ネットで購入する方が安いと思います。
電動ドライバーは必須でありませんが
可能であれば用意した方がいいです。
ネジ締め・ドリルで穴あけなどを普通のドライバーで続けていると
結構手首がきついです。これほんとにきつい!
材料を切断
まずは足になる部分を必要な長さに切断します。
ソーホースブラケットを一旦仮組して、切断する高さを決定します。

今回は高さが110cmほどになるように作るので
105cmの長さで足材をカットしました。

足材をカットする時にサドルをかける高さしか気にしていなかったのですが
実際に完成してみると天板下の高さとロードバイクのハンドル高が結構ギリギリでした。
切断寸法はハンドルが通る高さを考慮して決めて下さい。
木材は自然のものですから個体差は大きいです。
綺麗な木目が残るように切断するのが理想です。
販売時点で、結構反りが強かったり
すでに蜜のようなものが出ていたり
端に割れがあることもあるので切断前に確認しましょう。
私が購入したものは蜜が1本、端のヒビ割れ1本でした。

木材の塗装
脚材・天板を長持ちさせるため
表面を保護するための塗装を行います。
せっかく作るので長持ちさせたいと思い塗りましたが
設置場所に屋根があるなら必要ないのかもしれませんね。
木材の色が綺麗だったため
保護塗料のカラーはクリアにしました。
刷毛でまんべんなく塗っていき乾かします。
左2本が1回塗ったあとで右2本は未塗装です。
本当にうっすら色がついている程度です。
1度目が乾いた後に2度塗りを行いました。
2度塗りを塗装無しと比較しても
見た目の変化はそれほど大きく無さそうですね。
ただ守られてる感はすごいです。たぶん
ブラケット、L字金具固定
表にどの木目が来るかを確認しながら
脚材をブラケットに仮組します。
意外と奥までは入りにくいので、プラスチックハンマーで叩いて入れました。
ハンマーを使うか、気合と根性を使用してください。
ブラケットの穴の位置にマーキングをしておき、後で下穴を開けます。
この仮組の時点で先に、脚材保護用のL字金具を取り付けましょう。
先にブラケットを固定してしまうと
脚材を簡単にひっくり返せないので面倒です。
ねじが少し飛び出ますが
内側なのであまり目立ちません。
その後足場とブラケットを固定していきます。
コーススレッドを打つ前にドリルで下穴をあけます。
下穴を開けるとズレにくかったり
ねじ閉め時に木材が割れにくくなるそうです。
今回は撮影用に1本だけ真面目に下穴を開けましたが
下穴がなくても特に問題ありませんでした。
皆さんはしっかり下穴を開けましょう!
2セット分ねじ閉め終了です。
天板の固定
出来上がった足場のてっぺんにブラケットがきます。
このブラケットにガブッと噛み付かせるようにして天板を固定します。
横から見るとこんな感じ。
足場をしっかり開くことにより
ブラケットが天板に噛み込む仕組みです。
噛み付かせるだけでは不安定で
このまま自転車をかけるのは怖いので
ブラケットの横にある穴にビスを打ち
足場と天板をがっちり固定して完成です。
完成!高さのイメージ図
作った感想としては「すっごく簡単」でした!
ドライバーさえあれば誰でも作れます。
ただし電動ドライバーがないと結構疲れるとは思います。
塗装の渇き待ちと写真を撮影しながらの作業なので
意外と時間はかかりましたが
塗装無しで高さ決めに迷いがなければ
DIYに慣れている人なら、30分もあれば作れそうです。
実際にロードバイクとクロスバイクをかけてみました。
妻のクロスバイクは前輪が少しだけ浮いてます。
フレームの大きさにもよるでしょうね

幅200cm(天板の長さ)
高さ110.5cm(天板下101.5cm)
奥行き81cm
天板が200cmでしたが、このくらいなら特に不安定さは感じませんでした。
木材カットの項目でも書きましたが
私は完成後にハンドル高さでヒヤッとしました。
低すぎて入らないという事にならないよう注意しましょう!
意外と簡単に作れますので、DIY試してみてください!